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坐
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ましま
ふりがな文庫
“
坐
(
ましま
)” の例文
ささやかな地蔵堂が建ててあり、屋根だけ
葺
(
ふ
)
いた、怪しい崖の上に、三体の石地蔵様が
坐
(
ましま
)
し、その一番大きい中の一体が、崖の下に転がり落ちて、巴屋の主人の山三郎の身体を
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
これも猨のごとく
這
(
は
)
い居ます形についてその背の長さをいうにてもあるべし、神には様々あるめれば這い居たもうとせんも怪しむべきにあらず、もし尋常の人のごとく立ちて
坐
(
ましま
)
さんには
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
大王嶺の木の子を拾いに
坐
(
ましま
)
したる間に、この梵士后を盗んで失せぬ。大王還って見たもうに后の
坐
(
いま
)
せざりければ山深く尋ね入りたもう。道に大なる鳥あり、二つの羽折って既に死門に入る。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
裏は車町の
崖
(
がけ
)
になつてをり、二間ほど高いところに、さゝやかな地藏堂が建ててあり、屋根だけ
葺
(
ふ
)
いた、怪しい崖の上に、三體の石地藏樣が
坐
(
ましま
)
し、その一番大きい中の一體が、崖の下に轉がり落ちて
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“坐”を含む語句
跪坐
坐睡
居坐
御坐
正坐
胡坐
対坐
連坐
静坐
大湯坐
打坐
湯坐
對坐
大胡坐
端坐
趺坐
坐蒲団
安坐
兀坐
横坐
...