“ずわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおかた十五も年上の老い女房にょうぼうをわずかの持参金を目当てにもらい、その金もすぐ使い果し、ぶよぶよ太って白髪頭しらがあたまの女房が横ずわりに坐って鼻の頭に汗をきながら晩酌ばんしゃくの相手もすさまじく
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「良い新造が、いきなり腰を抜かしたのをあっしも生れて初めて見ましたよ。——あれえ——とか何とか言って、ヘタヘタと泥の中によこずわりになった図なんてものは滅法めっぽう色気があって——」