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坐
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つわ
ふりがな文庫
“
坐
(
つわ
)” の例文
「この間、
或寄合
(
あるよりあい
)
で一緒になったら、
俺
(
わし
)
は六十二だから見渡したところ一番
年頭
(
としがしら
)
だと言って、上座に
打
(
ぶ
)
っ
坐
(
つわ
)
っている。馬鹿だよ、彼奴は」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
長「真暗だから見えねえや、鼻ア
撮
(
つま
)
まれるのも知れねえ
暗
(
くれ
)
え
処
(
とこ
)
にぶっ
坐
(
つわ
)
ッてねえで、燈火でも点けねえ、縁起が
悪
(
わり
)
いや、お燈明でも上げろ」
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、祭壇の前にぶッ
坐
(
つわ
)
った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何時
(
いつ
)
も御繁昌のことは蔭ながら聞いておりやす、誠に何んとも何うもお忙がしい中をわざ/\お知らせ下すって誠に有難うござえやす……お久ア
此処
(
こゝ
)
に
打
(
ぶ
)
ッ
坐
(
つわ
)
ってゝ
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
なん
)
にも構わずに
竈
(
へっつい
)
の
前
(
めえ
)
にぶっ
坐
(
つわ
)
ってゝ宜えと思わしゃるか、
汝
(
われ
)
が曲った心に識別するから
然
(
そ
)
ういう間違った事をいうだ、コレよく
考
(
かんげ
)
えて見ろよ、汝は粂どんを憎むから
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
我
(
わし
)
へ膳をふけというから、誰え来ると聞いたら婿が来ると言やアがるし、其の相手は城内の原丹治の悴が婿に来るというから、
私
(
わし
)
い魂消た、あんた蒲団の上にぶっ
坐
(
つわ
)
っている時じゃアあんめえ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私
(
わし
)
ゃア
無一国
(
むいっこく
)
な人間で、
忌
(
いや
)
にお
侍
(
さむれえ
)
へ上手を
遣
(
つか
)
ったり、窮屈におっ
坐
(
つわ
)
る事が出来ねえから、
矢張
(
やっぱり
)
胡坐
(
あぐら
)
をかいて
草臥
(
くたび
)
れゝば寝転び、腹が
空
(
へ
)
ったら胡坐を掻いて、塩引の
鮭
(
しゃけ
)
で茶漬を
掻込
(
かっこ
)
むのが
旨
(
うめ
)
えからね
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“坐”を含む語句
跪坐
坐睡
居坐
御坐
正坐
胡坐
対坐
連坐
静坐
大湯坐
打坐
湯坐
對坐
大胡坐
端坐
趺坐
坐蒲団
安坐
兀坐
横坐
...