トップ
>
坐
>
いま
ふりがな文庫
“
坐
(
いま
)” の例文
然れども
大倭
(
おほやまと
)
の國に、吾二人にまして
建
(
たけ
)
き男は
坐
(
いま
)
しけり。ここを以ちて吾、御名を獻らむ。今よ後
一一
、
倭建
(
やまとたける
)
の御子
一二
と稱へまをさむ
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
かれ、その
猨田毘古
(
さるたひこ
)
の神、
阿邪訶
(
あざか
)
に
坐
(
いま
)
せる時に
漁
(
すな
)
どりして、ヒラブ貝にその手を
咋
(
く
)
ひ合されて
海塩
(
うしお
)
に
溺
(
おぼ
)
れたまひき。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
言ひつつも後こそ知らめとのしくも
佐夫志
(
サブシ
)
けめやも君
坐
(
いま
)
さずして (巻五。八七八)
『さびし』の伝統
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
掛
(
かけ
)
まくも
文
(
あや
)
に
恐
(
かしこ
)
き、いはまくも穴に尊き、
広幡
(
ひろはた
)
の
八幡
(
やはた
)
の
御神
(
みかみ
)
、此浦の
行幸
(
いでまし
)
の宮に、
八百日日
(
やおかび
)
はありといへども、
八月
(
はつき
)
の今日を
足日
(
たるひ
)
と、行幸して遊び
坐
(
いま
)
せば、
神主
(
かみぬし
)
は御前に立ちて、
幣帛
(
みてぐら
)
を捧げ
仕
(
つか
)
ふれ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
柏木に葉守の神は
坐
(
いま
)
すとも人
馴
(
な
)
らすべき宿の
梢
(
こずゑ
)
か
源氏物語:36 柏木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
▼ もっと見る
その略にいわく、昔釈迦如来
天竺
(
てんじく
)
の大国の王と生まれて
坐
(
いま
)
しし時、隣国舅氏国飢渇してほとんど餓死に及べり。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
伏して
惟
(
おも
)
ふに皇帝陛下
二
、一を得て
光宅
(
くわうたく
)
し、三に通じて
亭育
(
ていいく
)
したまふ。紫宸に
御
(
いま
)
して徳は馬の
蹄
(
つめ
)
の極まるところに
被
(
かがふ
)
り、
玄扈
(
げんこ
)
に
坐
(
いま
)
して化は船の
頭
(
へ
)
の
逮
(
いた
)
るところを照したまふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大王嶺の木の子を拾いに
坐
(
ましま
)
したる間に、この梵士后を盗んで失せぬ。大王還って見たもうに后の
坐
(
いま
)
せざりければ山深く尋ね入りたもう。道に大なる鳥あり、二つの羽折って既に死門に入る。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“坐”を含む語句
跪坐
坐睡
居坐
御坐
正坐
胡坐
対坐
連坐
静坐
大湯坐
打坐
湯坐
對坐
大胡坐
端坐
趺坐
坐蒲団
安坐
兀坐
横坐
...