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頸元
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くびもと
ふりがな文庫
“
頸元
(
くびもと
)” の例文
岩鼻に
蹲居
(
しゃが
)
んで
爽
(
さわ
)
やかな微風に
頸元
(
くびもと
)
を吹かれながら、持前のヒポコンデリアに似た、何か理由のわからない白日の憂愁に
囚
(
とら
)
われていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
頭は
月代
(
さかやき
)
が広く、あお向いた
頸元
(
くびもと
)
に小さな
髷
(
まげ
)
が
捩
(
ねじ
)
れて附いていて、顔は口を開いてにこやかなのは、
微酔
(
ほろよい
)
加減で
小唄
(
こうた
)
でもうたっているのかと思われました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“頸元”で始まる語句
頸元深