“血族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うから25.0%
けつぞく25.0%
ちすぢ25.0%
やから25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝわが血族うからよ、あゝ上より注がれし神の恩惠めぐみよ、汝の外誰の爲にかあめの戸の二たび開かれしことやある。 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
領主 その曲事きょくじゆゑに、即刻そっこく追放つゐはう申附まうしつくる。汝等なんぢら偏執へんしふ予等われらまでも卷込まきこまれ、その粗暴そばう鬪諍とうじゃうによってわが血族けつぞく血汐ちしほながした。わがこの不幸ふかう汝等なんぢらにもくやますため、きびしい科料くわれうくわさうずるわ。
あゝ貪慾むさぼりよ、汝わが血族ちすぢを汝の許にひきてこれに己が肉をさへ顧みざらしめしほどなれば、このうへ何をなすべきや 八二—八四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一の美しき流れシェストリとキアーヴェリの間をくだる、しかしてわが血族やから稱呼となへはその大いなる誇をばこの流れの名に得たり 一〇〇—一〇二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)