心構こころがま)” の例文
まもるためには、国民は、四六時中非常時局下にある心構こころがまえでいなければならない。恒久的任務と時局的任務とを
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
下婢かひと書生の三人暮しにていよいよ世間婦人の常道を歩み始めんとの心構こころがまえなりしに、事実はこれに反して、重井は最初妾に誓い、た両親に誓いしことをも忘れし如く
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
一平 つまり、心構こころがまえの上でさ。昔でえば新しい女とかいうようにさ。
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)