“ゆふげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユフゲ
語句割合
夕餉61.9%
夕餐11.9%
夕食11.9%
夕飯4.8%
晩餐4.8%
夕占2.4%
夜食2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果して人の入来(いりき)て、夕餉(ゆふげ)の設(まうけ)すとて少時(しばし)紛(まぎら)されし後、二人は謂(い)ふべからざる佗(わびし)き無言の中に相対(あひたい)するのみなりしを、荒尾は始て高く咳(しはぶ)きつ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
わが歌は冬の夕餐(ゆふげ)の後(のち)にして林檎食(を)しつゝよみにける歌
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
秩父(ちゝぶ)の雪の山颪(やまおろし)、身を切るばかりにして、戸々(こゝ)に燃ゆる夕食(ゆふげ)の火影(ほかげ)のみぞ、慕はるゝ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
人は夕飯(ゆふげ)に耽る間を
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
晩餐(ゆふげ)ののちをながながと足を伸ばしてねころんでゐる
よぶ たらちねの 母の命(みこと)か 百(もも)足(た)らず 八十(やそ)の衢(ちまた)に 夕占(ゆふげ)にも 卜(うら)にもぞ問ふ 死ぬべき我がゆゑ
伊勢物語など (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
それには答へで、好し好し、もはや灯火(ともしび)も点(つ)き人〻も皆夜食(ゆふげ)を終へたるに、汝のみ空言(あだごと)言ひ居て腹の膨るゝやらん、まづ/\飯食へと云ひて其竿を見るに、これもなか/\悪(あし)からぬ竿なり。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)