“ごはん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御飯79.2%
呉班5.7%
御藩3.8%
晩餐3.8%
午飯1.9%
夕飯1.9%
昼餐1.9%
花押1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私も山の中より町の方が面白おもしろいから、御飯ごはんだけべさしてくだされば、長くあなたのそばつかえて
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
けれど、番小屋ばんごやはいるとすぐ飛出とびだしてあそんであるいて、かへると、御飯ごはんべて
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
野営を張って、途中に陣していると、張飛の部下、呉班ごはんという者が、馬も人も汗にぬれて、追いついてきた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
前から関興、廖化りょうか呉班ごはん呉懿ごい、裏からは馬岱ばたい、王平、馬忠、張翼などが、早鼓はやづつみを打って、火とともに攻め立てて来たのである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「妙な事を伺いますが、もと御藩ごはんに河上と云うのが御座いましたろう」余は学問はするが応対の辞にはなれておらん。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
藩というのが普通だが先方の事だから尊敬して御藩ごはんと云って見た。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『今直ぐ、何にも無いんですけど晩餐ごはんを差上げてから始めるんですつて。私これから、清子さんと神山さんをお誘ひして行かなけやならないの。一緒に行つて下すつて? 濟まないけど。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『今直ぐ、何物なんにも無いんですけど晩餐ごはんを差上げてから始めるんですつて。私これから、清子さんと神山さんをお誘ひして行かなけやならないの、一緒に行つて下すつて? 済まないけど。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
午飯ごはんをしまつて少し過ぎると、二人の従妹いとこが参り升たから蜀畑たうもろこしばたけを見せ、手製のちんを見せると、二人は慾目よくめで見る私さへ満足するほどに賞揚ほめそやしてくれ升て、私も大分得意になり、此日はいつもより身にみて愛想よくし、三人とも暮方まで思ふ存分遊び興じ升た。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
ふと、自分を呼ぶ声に顔をあげると、夕飯ごはんもたべんと何してるんや。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
まだ外にも色々ありますけれども昼餐ごはんのお副食物かずものに差上げましょう。大原さんは別に御用もありますまいから御緩ごゆるりとお遊びなさい。私が今お登和さんに教わって美味おいしいお料理を御馳走しますから」大原いよいよ恐悦きょうえつ「どうぞ願いたい、御辞退は致しません」妻君「オホホ貴君が御馳走を見て御辞退なすった事は一度もありますまい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「ご一筆、花押ごはんをねがわしゅうぞんじますが」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)