夕飯ごはん)” の例文
周囲りはすっかり暗くなり、木魚の音が悲しい程単調に繰りかえされていた。ふと、自分を呼ぶ声に顔をあげると、夕飯ごはんもたべんと何してるんや。門の傍でお君が怖い顔して睨んでいた。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)