“本立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんたて25.0%
ほんだて25.0%
もとた25.0%
もとだち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南に面した方には二つの窓があり、その西側の窓の下に大きな卓子テーブルがあって、その上にドッシリした本立ほんたてが置かれ、それに数冊の洋書が立ててある。
火縄銃 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「試験は御済みになりましたか」と主人は読んでいた雑誌を本立ほんだてに立てながら聞いた。
愛か (新字新仮名) / 李光洙(著)
これがそのく西洋文明と同化して列強の伍伴ごはんに列し得るゆえんである。家の重んずべくしかしてその単位なる夫婦の重んずべきは我が国に於て一層である。本立もとたって道生ず。
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
ふる川の杉の本立もとだち知らねども過ぎにし人によそへてぞ見る
源氏物語:55 手習 (新字新仮名) / 紫式部(著)