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『火縄銃』
ふりがな文庫
『
火縄銃
(
ひなわじゅう
)
』
或年の冬休み、私は友人の林一郎から一通の招待状を受け取った。手紙は、弟の二郎と一緒に一週間ばかり前からこちらに来て、毎日狩猟に日を暮しているが、二人だけでは面白くないから、暇があれば私にも遊びに来ないか、という文面だった。封筒はホテルのもの …
著者
江戸川乱歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「江戸川乱歩全集 第十一巻」平凡社、1932(昭和7)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
切
(
きっ
)
抱
(
かかえ
)
我
(
わが
)
換
(
かえ
)
為
(
た
)
詰
(
つめ
)
初
(
はじ
)
印
(
しる
)
却
(
かえっ
)
呪
(
のろい
)
如何
(
いかが
)
度
(
た
)
後
(
うしろ
)
或
(
あるい
)
扉
(
と
)
明日
(
みょうにち
)
更
(
あらた
)
極
(
きわ
)
紅
(
くれない
)
凡
(
すべ
)
前触
(
まえぶ
)
匂
(
におい
)
呟
(
つぶ
)
奴
(
め
)
孔
(
こう
)
就
(
つい
)
微
(
かすか
)
惶
(
あわただ
)
懸
(
かか
)
捜
(
さぐ
)
斯
(
こ
)
暇
(
ひま
)
更
(
さら
)
洩
(
もら
)
狩猟
(
しゅりょう
)
獣
(
けだもの
)
発
(
あば
)
直
(
すぐ
)
硝子
(
がらす
)
訊
(
たず
)
許
(
ばか
)
鎖
(
くさり
)
駈
(
かけ
)
一寸
(
ちょっと
)
一斉
(
いっせい
)
一瞥
(
いちべつ
)
下駄
(
げた
)
並居
(
なみい
)
中食
(
ちゅうじき
)
乍
(
なが
)
二郎
(
じろう
)
互
(
たがい
)
亙
(
わた
)
亦
(
また
)
仰有
(
おっしゃ
)
何分
(
なにぶん
)
併
(
しか
)
依
(
よ
)
侮蔑
(
ぶべつ
)
俥
(
くるま
)
傍
(
そば
)
兎
(
と
)
其場
(
そのば
)
内部
(
なか
)
凭
(
もた
)
動悸
(
どうき
)
勿体
(
もったい
)
勿論
(
もちろん
)
匿
(
かく
)
午睡
(
ひるね
)
卓子
(
テーブル
)
印
(
しるし
)
卸
(
おろ
)
口誦
(
くちずさ
)
合鍵
(
あいかぎ
)
名残
(
なごり
)
吩咐
(
いいつ
)
呀
(
あ
)
呟
(
つぶや
)
呶鳴
(
どな
)
唯
(
ただ
)
喚
(
わめ
)
噂
(
うわさ
)
固唾
(
かたず
)
外
(
ほか
)
奔走
(
ほんそう
)
如何
(
いか
)
安閑
(
あんかん
)
寝
(
やす
)
寝就
(
ねつ
)
尚
(
なお
)
山麓
(
さんろく
)
屹度
(
きっと
)
弄
(
もてあそ
)
弾丸
(
たま
)
徐
(
おもむ
)
得心
(
とくしん
)
得態
(
えたい
)
御出
(
おいで
)
怪鳥
(
けちょう
)