“副食物”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おかず46.7%
ごさい13.3%
おかずもの6.7%
かず6.7%
かずもの6.7%
さい6.7%
ふくしよくぶつ6.7%
ふくしよくもつ6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“副食物”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その嬌声を副食物おかずにして、僕は押入から出してきた電気麺麭パン焼器でこんがりと焦げた薄いトーストを作っては喰べ、作っては喰べした。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
となりにならんでいる女の子と、副食物おかず分配わけっこの相談までしてあったのに——机の上には、新らしい小さな箸箱はしばこ茶呑ちゃのみ茶碗が出ている——
平生ふだんから粗末な物ばかりを喰べる習慣で、割当てようのない奢った副食物ごさい故意わざと子供にも遣らずに非人の私に下さる。
私の口から云うのも何で御座いますが、親父は市場でも相当顔の利いた禿頭はげで御座いましただけに、その頃はまだ警察からめられておりましたフクを平気で自宅うち副食物ごさいにしておりました。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その晩一度食べて翌日はまたザット煮返すとモット柔くなって美味しくなる。寒い時にこの葡萄豆を煮て翌日モー一度煮返しておくと四日や五日の副食物おかずものになってどんなに調法だろう」下女「私はお豆が好きでございますから毎日戴いてもきません。それから今朝ほど八百屋の持って参った大きな栗がございますね。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
副食物かずも食わなけりゃならず——この方も一杯やらなけりゃあならず
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
まだ外にも色々ありますけれども昼餐ごはんのお副食物かずものに差上げましょう。大原さんは別に御用もありますまいから御緩ごゆるりとお遊びなさい。私が今お登和さんに教わって美味おいしいお料理を御馳走しますから」大原いよいよ恐悦きょうえつ「どうぞ願いたい、御辞退は致しません」妻君「オホホ貴君が御馳走を見て御辞退なすった事は一度もありますまい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
何となれば日本料理は酒を飲むために出来ているのでめしを食べるためでない。その証拠に副食物さいの事を酒のさかなというではないか。中にはそうでないものもあるけれどもおもなる日本料理は酒の肴だ。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
夏季かきいそがしいさうして野菜やさい缺乏けつばふしたときには彼等かれら唯一ゆゐいつ副食物ふくしよくぶつしほむやうな漬物つけものかぎられてるので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
れでも彼等かれら果敢はかない貯蓄心ちよちくしんもつと發揮はつきした大根だいこん鹽辛しほから漬物つけものをけにのみ副食物ふくしよくぶつもとめるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
卯平うへいもとめる副食物ふくしよくもつは一にちわづかに二せんもあれば十ぶんなのでかれ毎日まいにちわら使つかつてれば四五せんづつの剰餘じようよ理由わけではあるが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)