“食物売”の読み方と例文
読み方割合
たべものうり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道端に荷をおろしてゐる食物売たべものうりあかりを見つけ、汁粉、鍋焼饂飩に空腹をいやし、大福餅や焼芋に懐手をあたゝめながら、両国橋をわたるのは殆毎夜のことであつた。
雪の日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
道端に荷をおろしている食物売たべものうりあかりを見つけ、汁粉しるこ鍋焼饂飩なべやきうどんに空腹をいやし、大福餅や焼芋に懐手をあたためながら、両国橋をわたるのはほとんど毎夜のことであった。
雪の日 (新字新仮名) / 永井荷風(著)