“晩餉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごはん50.0%
ばんげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんなんでもいしはれませんよ。晩餉ごはんはまだなんですか。そんならおしへてげませう。此處こゝひだりまがつて、それからみぎれて、すこし、あんたと昨日きなふあつたみちのあの交叉點よつかどです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
どころでない、宿へもどると、晩餉ばんげ卓子台ちゃぶだいもやい、一銚子の相伴しょうばん、二つ三つで、赤くなって、ああ紅木瓜になった、と頬辺をおさえながら、山鳥の旦那様はいい男か知ら。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)