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慾目
ふりがな文庫
“慾目”の読み方と例文
読み方
割合
よくめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくめ
(逆引き)
娯樂
(
ごらく
)
ものの
講談
(
かうだん
)
に、
近頃
(
ちかごろ
)
大立
(
おほだて
)
ものの、
岡引
(
をかつぴき
)
が、つけて、
張
(
は
)
つて、
見
(
み
)
さだめて、
御用
(
ごよう
)
と、
捕
(
と
)
ると、
其
(
そ
)
の
幽靈
(
いうれい
)
は……
女
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
とは
見
(
み
)
たものの
慾目
(
よくめ
)
だ。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
同役への義理である。森岡丹後も親の
慾目
(
よくめ
)
から末子の丹三郎をそれほど劣った子とは思っていないらしく
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そんな調子に、
筑阿弥
(
ちくあみ
)
は絶えず口ぎたなく日吉をこき使ったが、母の甘い
慾目
(
よくめ
)
ばかりでなく、実際、寺から帰って来た後の日吉は、生れ変ったようによく働いた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
慾目(よくめ)の例文をもっと
(9作品)
見る
慾
漢検準1級
部首:⼼
15画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“慾”で始まる語句
慾
慾張
慾得
慾望
慾心
慾念
慾気
慾情
慾深爺
慾張婆
“慾目”のふりがなが多い著者
若松賤子
泉鏡太郎
柳田国男
吉川英治
林芙美子
高村光雲
泉鏡花
太宰治