トップ
>
慾得
ふりがな文庫
“慾得”の読み方と例文
読み方
割合
よくとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくとく
(逆引き)
おれはただ、店子といえば子も同然、大家といえば親も同然——という心もちから、
慾得
(
よくとく
)
離れてめんどうをみただけのことなのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
手術
(
てわざ
)
が持ち前で好き
上手
(
じょうず
)
であるので、道楽半分、
数奇
(
すき
)
半分、
慾得
(
よくとく
)
ずくでなく、何か自分のこしらえたものをその時々の時候に応じ、場所に
適
(
は
)
めて
幕末維新懐古談:41 蘆の葉のおもちゃのはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
慾得
(
よくとく
)
のためにのみ一緒になっているとしか思えない小野田に対する
我儘
(
わがまま
)
な反抗心が、彼女の
頭脳
(
あたま
)
をそうも
偏傾
(
へんけい
)
せしめた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
慾得(よくとく)の例文をもっと
(12作品)
見る
慾
漢検準1級
部首:⼼
15画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“慾”で始まる語句
慾
慾張
慾目
慾望
慾心
慾念
慾情
慾気
慾深爺
慾張婆
“慾得”のふりがなが多い著者
江見水蔭
内田魯庵
林不忘
徳田秋声
泉鏡太郎
夏目漱石
吉川英治
高村光雲
泉鏡花
野村胡堂