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慾望
ふりがな文庫
“慾望”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よくぼう
62.5%
のぞみ
25.0%
よくばう
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくぼう
(逆引き)
殊更、無理難題を吹っかけなくとも存分に
慾望
(
よくぼう
)
をみたすことができるとすれば、先ず結構なお道楽というべきであろう。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
慾望(よくぼう)の例文をもっと
(5作品)
見る
のぞみ
(逆引き)
斯う考へると、切ない
慾望
(
のぞみ
)
は胸を
衝
(
つ
)
いて春の潮のやうに湧き上る。穢多としての悲しい絶望、愛といふ楽しい
思想
(
かんがへ
)
、そんなこんなが一緒に交つて、若い
生命
(
いのち
)
を
一層
(
ひとしほ
)
美しくして見せた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慾望(のぞみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
よくばう
(逆引き)
研究上の
慾望
(
よくばう
)
から、なかばじようだんに言つたのですが、はからずも二人のわかい下級の兵卒が、
私
(
わたし
)
たちが試験体になりますと勇敢に申し出ました。
パナマ運河を開いた話
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
慾望(よくばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
慾
漢検準1級
部首:⼼
15画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“慾”で始まる語句
慾
慾張
慾得
慾目
慾心
慾念
慾気
慾情
慾深爺
慾張婆
“慾望”のふりがなが多い著者
永井壮吉
鈴木三重吉
尾崎士郎
谷崎潤一郎
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治
永井荷風
太宰治