“一撞”の読み方と例文
読み方割合
ひとつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一層静になったように思われる時、つけたばかりの燈火のもとに、独り夕餉ゆうげはしを取上げる途端とたん、コーンとはっきり最初の一撞ひとつきが耳元みみもとにきこえてくる時である。
鐘の声 (新字新仮名) / 永井荷風(著)