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ふりがな文庫
“
西班牙
(
イスパニア
)” の例文
彼女の父なる
西班牙
(
イスパニア
)
の貴族マドリド司僧を無残に殺したその憎むべき義明を一思いに殺してしまったのでは
勿体
(
もったい
)
ないように思うのであった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
稀
(
めず
)
らしいディアボロ形の
砂漏
(
さろう
)
などが注目されたけれども、油時計や火繩時計のように中世
西班牙
(
イスパニア
)
で跡を絶ったものには
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
或
(
ある
)
ひは
兵卒
(
へいそつ
)
の
頸筋元
(
くびすぢもと
)
を
駈𢌞
(
かけまは
)
る、すると
敵
(
てき
)
の
首
(
くび
)
を
取
(
と
)
る
夢
(
ゆめ
)
やら、
攻略
(
のっとり
)
やら、
伏兵
(
ふせぜい
)
やら、
西班牙
(
イスパニア
)
の
名劍
(
めいけん
)
やら、
底拔
(
そこぬけ
)
の
祝盃
(
しゅくはい
)
やら、
途端
(
とたん
)
に
耳元
(
みゝもと
)
で
陣太鼓
(
ぢんだいこ
)
、
飛上
(
とびあが
)
る、
目
(
め
)
を
覺
(
さま
)
す、おびえ
駭
(
おどろ
)
いて、
一言二言
(
ひとことふたこと
)
祈
(
いのり
)
をする
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
総髪を長く肩に掛け、オースチン師の献上物、
西班牙
(
イスパニア
)
産の
金剛石
(
ダイヤモンド
)
を黄金の鎖にからませて、
項
(
うなじ
)
から胸へ垂らしたのさえ異国めいていて物凄い。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
無念は言葉にも尽せぬが、それより一層恐ろしいのは、この
西班牙
(
イスパニア
)
の
風習
(
ならい
)
として
屍骸
(
なきがら
)
に首のない時は、天界に産れ変わることが出来ないのじゃ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
支那の言葉、呂宋の言葉、
西班牙
(
イスパニア
)
の言葉、ポルトガルの言葉——色々様々の国々の言葉で、四辺は騒々しく活気に充ち、何か今にも面白い事件でも、起こって来そうに思われました。
赤格子九郎右衛門
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“西班牙”の意味
《固有名詞》
西 班 牙
スペインの漢字表記。
(出典:Wiktionary)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
班
常用漢字
小6
部首:⽟
10画
牙
常用漢字
中学
部首:⽛
4画
“西班牙”で始まる語句
西班牙人
西班牙犬
西班牙語
西班牙風邪
西班牙女
西班牙櫛
西班牙磴
西班牙酒
西班牙靴
西班牙馬