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从
件の
如く
鮭の字も古く用ひたれば、おほかたの
和文章にも鮭の字を用ふべし、鮏の字は
普くは通じ
難し。こゝには
姑く鮏に
从ふ。
釋の
字釈に
作の外、
澤を沢、驛を
駅に
作は
俗なり、しかれども巻中
驛澤の字多し。
姑俗に
从うて駅沢に作り、以
梓繁を
省く。
余の
省字は皆
古法に
从ふ。
山川村庄はさらなり、
凡物の名の
訓かた
清濁によりて越後の
里言にたがひたるもあるべし。
然ども里言は多く
俗訛なり、
今姑俗に
从もあり。本編には
音訓の
仮名を
下さず、かなづけは
余が
所為なり。
山川村庄はさらなり、
凡物の名の
訓かた
清濁によりて越後の
里言にたがひたるもあるべし。
然ども里言は多く
俗訛なり、
今姑俗に
从もあり。本編には
音訓の
仮名を
下さず、かなづけは
余が
所為なり。