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したが
ふりがな文庫
“
从
(
したが
)” の例文
件
(
くだん
)
の
如
(
ごと
)
く
鮭
(
けい
)
の字も古く用ひたれば、おほかたの
和文章
(
わぶんしやう
)
にも鮭の字を用ふべし、鮏の字は
普
(
あまね
)
くは通じ
難
(
がた
)
し。こゝには
姑
(
しばら
)
く鮏に
从
(
したが
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
釋
(
しやく
)
の
字
(
じ
)
釈に
作
(
つくる
)
の外、
澤
(
たく
)
を沢、驛を
駅
(
えき
)
に
作
(
つくる
)
は
俗
(
ぞく
)
なり、しかれども巻中
驛
(
えき
)
澤
(
たく
)
の字多し。
姑
(
しばらく
)
俗
(
ぞく
)
に
从
(
したが
)
うて駅沢に作り、以
梓繁
(
しはん
)
を
省
(
はぶ
)
く。
余
(
よ
)
の
省字
(
せうじ
)
は皆
古法
(
こほふ
)
に
从
(
したが
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
雑誌『太陽』の陽の字のつくり時に
易
(
えき
)
に
从
(
したが
)
ふものあり。そんな字は字引になし。(二月二十七日)
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
思うに㟽は地形に基いて山に
从
(
したが
)
ったが元の字は標で
澪標
(
みおつくし
)
のツクシすなわち
榜示
(
ぼうじ
)
の義であろう。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
説郛本は鄭景壁と署してあつて、「土」に
从
(
したが
)
ふ「壁」に作つてある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
釋
(
しやく
)
の
字
(
じ
)
釈に
作
(
つくる
)
の外、
澤
(
たく
)
を沢、驛を
駅
(
えき
)
に
作
(
つくる
)
は
俗
(
ぞく
)
なり、しかれども巻中
驛
(
えき
)
澤
(
たく
)
の字多し。
姑
(
しばらく
)
俗
(
ぞく
)
に
从
(
したが
)
うて駅沢に作り、以
梓繁
(
しはん
)
を
省
(
はぶ
)
く。
余
(
よ
)
の
省字
(
せうじ
)
は皆
古法
(
こほふ
)
に
从
(
したが
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
䖧
(
だつ
)
は
蠆
(
たい
)
の
類
(
るゐ
)
、人を
螫
(
さす
)
とあれば
蜂
(
はち
)
の
類
(
るゐ
)
也、雪中の
虫
(
むし
)
は
蛆
(
じよ
)
の
字
(
じ
)
に
从
(
したが
)
ふべし、しかれば
雪蛆
(
せつじよ
)
は雪中の
蛆蠅
(
うじばへ
)
也。
木火土金水
(
もくくわどごんすゐ
)
の五行中皆虫を
生
(
しやう
)
ず、木の虫土の虫水の虫は
常
(
つね
)
に見る所めづらしからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
余
(
よ
)
先年其古跡を
尋
(
たづね
)
んとて
下
(
しも
)
越後にあそびし時、
新道
(
しんだう
)
村の
長
(
をさ
)
飯塚知義
(
いひつかともよし
)
の
話
(
はなし
)
に、
一年
(
ひとゝせ
)
夏の頃
雩
(
あまこひ
)
の
為
(
ため
)
に村の者どもを
从
(
したが
)
へ
米山
(
よねやま
)
へのぼりしに、
薬師
(
やくし
)
へ参詣の人山こもりするために
御鉢
(
おはち
)
といふ所に小屋二ツあり
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
从
部首:⼈
4画