“御鉢”の読み方と例文
読み方割合
おはち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霧島火山きりしまかざんはこのふたつの活火口かつかこう交互こうご活動かつどうするのが習慣しゆうかんのようにえるが、最近さいきんまでは御鉢おはち活動かつどうしてゐた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
先年其古跡をたづねんとてしも越後にあそびし時、新道しんだう村のをさ飯塚知義いひつかともよしはなしに、一年ひとゝせ夏の頃あまこひために村の者どもをしたが米山よねやまへのぼりしに、薬師やくしへ参詣の人山こもりするために御鉢おはちといふ所に小屋二ツあり
霧島火山群きりしまかざんぐん東西とうざい五里ごりわたふたつの活火口かつかこうおほくの死火山しかざんとをゆうしてゐる。そのふたつの活火口かつかこうとはほこみねたか千七百米せんしちひやくめーとる)の西腹せいふくにある御鉢おはちと、その一里いちりほど西にしにある新燃鉢しんもえばちとである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)