“卍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まんじ97.5%
マンジ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この邸の屋根瓦には、まんじの紋がこけさびてあろう。遠祖源頼政みなもとよりまさ公が、義兵をあげられた時、高倉宮より賜った家紋と伝え聞いておる。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あのようにめいめい右乳下へまんじのいれずみすらしておいた身にかかわらず、つい仲間の者にそむいて、長崎奉行に密告したのでござります。
ヒトラーの手先がミュンヘンにも入ってきて、公共建物のすべての屋根に気味わるいマンジの旗がひるがえることになった。
明日の知性 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)