“太閤秀吉”の読み方と例文
読み方割合
たいこうひでよし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利休と太閤秀吉たいこうひでよしとの友誼は長いものであって、この偉大な武人が茶の宗匠を尊重したことも非常なものであった。しかし暴君の友誼はいつも危険な光栄である。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
始めて独立した茶室を建てたのは千宗易せんのそうえき、すなわち後に利休りきゅうという名で普通に知られている大宗匠で、彼は十六世紀太閤秀吉たいこうひでよしの愛顧をこうむり、茶の湯の儀式を定めてこれを完成の域に達せしめた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)