-
トップ
>
-
羽柴筑前守秀吉
読み方 | 割合 |
はしばちくぜんのかみひでよし | 100.0% |
すると、ややあってから、一方の
幕をサッとはらって、
羽柴筑前守秀吉、ズカズカと
大股にあるいてきた。
そこを越えて、越前へはいった信長軍の主力は、
丹羽五郎左衛門
長秀と、
羽柴筑前守秀吉。
ときしも、
羽柴筑前守秀吉は、
北国の
柴田権六をうつ小手しらべに、
南海の
雄、
滝川一益の
桑名の
城を、エイヤ、エイヤ、血けむり
石火矢で、
攻めぬいているまッさいちゅうなのである。