“めがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼鏡66.7%
鑑識8.2%
目金5.6%
鑑定4.6%
眼鑑3.6%
目鏡3.6%
眼識2.0%
目鑑1.3%
鑒識1.0%
双眼鏡0.7%
万世橋0.7%
望遠鏡0.7%
靉靆0.7%
顕微鏡0.3%
眼力0.3%
近眼鏡0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕掛を見た時、島幾太郎とその手下の者が少しも驚かなかったのはうしたわけであろう——、あの青い眼鏡でだけ読める仕掛けを
青い眼鏡 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「それが悪いのか、銭形の、——弥三郎殺しを新助の仕業と思ったのは俺の鑑識違いだったが、今度ばかりは外れっこのねえ証拠がある」
そこもまたふだんよりも小綺麗だった。唯目金をかけた小娘が一人何か店員と話していたのは僕には気がかりにならないこともなかった。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
今にあれはえらい人になると云っていたが、十指の指さす処鑑定は違わず、実に君は大した表店を張り、立派な事におなりなすったなア
「見てもらいましたがね、王九媽、貴女は年をとってるから眼が肥えてる。いっそ貴女のお眼鑑で見ていただきましょう。どうでしょうね、この子は」
明日 (新字新仮名) / 魯迅(著)
その張りたると、への字に結べる薄唇と、尤異金縁目鏡とは彼が尊大の風にからざる光彩を添ふるや無し。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
見ること、親にかずじゃ。この親たる江漢が断じて言う、断じて言う! 郁次郎を罪人というお眼識は違っている
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしの目鑑でいいつけたものを、余人に命じるほどならそちにはいわん。く、甲府へもどれ」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれほどまでの放埓を、私は因果とあきらめても。可愛や親の鑒識違ひで、いかい苦労をさす事よと。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
「ようし軍事施設は一切ないらしいな」凝乎と眺めていたルドウィッヒ大尉は、その瞬間心を決めたように双眼鏡を離した。「一同そのままで聞け!」と大音声を張り上げた。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
やがて万世橋を左に見て、お茶の水の右に出でしを、聞けば本郷弓町とやらむ。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
かゝればわれはハルトマンが審美の標準を以て、畫をあげつろひしことあれども、嘗て小説に及ばざりき。今やそを果すべき時は來ぬ。いで逍遙子が批評眼をくに、ハルトマンが靉靆をもてせばや。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
そこでクリシマ博士は、再び顕微鏡の方に向いた。そしてプレパラートをすこし横へらせると、また接眼レンズに一眼を当てた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
クリシマ博士は、顕微鏡から静かに眼を離した。そのついでに、深い息をついて、椅子の中に腰をめたまま、背のびをした。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
親分様としたことがとんでもないお眼力違い、この上もねえ迷惑でござんす。
ろにげて鉄縁の近眼鏡に打ちながめつ「あア、老女さんですか、大層早いですなア——先生は後圃で御運動でせウ、何か御用ですか」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)