“かんしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鑑識58.8%
鑒識29.4%
漢式5.9%
鑒織5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、さき頃筆者が、山女魚と亜米利加あめりか系鱒を携え日本料理人組合会の最高幹部という仁に示し、その判別を試みたところ、ついに鑑識かんしきを得なかった。
雪代山女魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
右刀ハ曽而かつて後藤も来国光と鑒識かんしき致候。御高鑒被下度候。先ハ右用向迄如此候。早々。
胡服こふくきんじ、姓名せいめい漢式かんしきにした。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
それから毘陵びりよう唐太常凝菴たうたいじやうぎようあんが非常に懇望して、とう/\凝菴の手に入つたが、此の凝菴といふ人は、地位もあり富力もある上に、博雅で、鑒織かんしきにも長け、勿論学問も有つた人だつたから
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)