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鑒識
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かんしき
ふりがな文庫
“
鑒識
(
かんしき
)” の例文
姫は生れながらの官能に養ひ得たる
鑒識
(
かんしき
)
をさへ具へたれば、その妙處として指し示すところは悉く我を服せしめ、我にその
神會
(
しんゑ
)
の尋常に非ざるを歎ぜしめたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
右刀ハ
曽而
(
かつて
)
後藤も来国光と
鑒識
(
かんしき
)
致候。御高鑒被
レ
下度候。先ハ右用向迄如
レ
此候。早々。
手紙:038 慶応二年十月五日 吉井友実あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
それから
毘陵
(
びりょう
)
の
唐太常凝菴
(
とうたいじょうぎょうあん
)
が非常に懇望して、とうとう凝菴の手に入ったが、この凝菴という人は、地位もあり富力もある上に、
博雅
(
はくが
)
で、
鑒識
(
かんしき
)
にも
長
(
た
)
け、勿論学問もあった人だったから
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
余念もなく美か美でないかと
鑒識
(
かんしき
)
する事が出来る。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
万象ヲ
鑒識
(
かんしき
)
スルノ興奮ハ視官ニ於テ最盛ナリ。
呉秀三先生
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
鑒
漢検1級
部首:⾦
22画
識
常用漢字
小5
部首:⾔
19画
“鑒”で始まる語句
鑒
鑒定
鑒別
鑒察
鑒給
鑒織
鑒誡