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『明暗嫁問答』
ふりがな文庫
『
明暗嫁問答
(
めいあんよめもんどう
)
』
備後のくに福山藩、阿部伊予守十万石の国家老に高滝勘太夫という老人がいた。食禄は千石、年はその時五十歳で、六年ほどまえに妻に先立たれて以来、屋敷には女の召使をひとりも置かず、男ばかりの殺風景な暮しをしている。 不幸なことに実子がなく、江戸詰め …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談雑誌」博文館 、1946(昭和21)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約42分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
羞
(
はじ
)
躱
(
か
)
冴
(
ざ
)
喪
(
うし
)
寛
(
くつ
)
遮
(
さえ
)
関
(
かか
)
剥
(
む
)
呻
(
うな
)
如
(
し
)
己惚
(
うぬぼれ
)
敵
(
かな
)
空咳
(
からぜき
)
臍
(
ほぞ
)
莨入
(
たばこい
)
験
(
しるし
)
上厠
(
じょうし
)
之
(
これ
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
何処
(
どこ
)
儲
(
もう
)
冴
(
さ
)
凛
(
りん
)
凭
(
もた
)
半刻
(
はんとき
)
却
(
かえ
)
厭
(
いや
)
双眸
(
そうぼう
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
噛
(
か
)
塞
(
ふさ
)
塵
(
ちり
)
天狗
(
てんぐ
)
天秤
(
てんびん
)
娶
(
めと
)
容
(
い
)
帷子
(
かたびら
)
微塵
(
みじん
)
情人
(
いろ
)
愛嬌
(
あいきょう
)
拳
(
こぶし
)
挫
(
くじ
)
挾
(
はさ
)
捉
(
とら
)
捧
(
ささ
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
提
(
さ
)
搦
(
から
)
撫
(
な
)
旺
(
さか
)
昏
(
く
)
晒
(
さら
)
暫
(
しばら
)
柘榴
(
ざくろ
)
楓
(
かえで
)
榊
(
さかき
)
槇
(
まき
)
槻
(
けやき
)
檜
(
ひのき
)
欠伸
(
あくび
)
溜息
(
ためいき
)
溺
(
おぼ
)
煎茶
(
せんちゃ
)
燭台
(
しょくだい
)
瑠璃
(
るり
)
瑾
(
きず
)
甥
(
おい
)
甲斐
(
かい
)
癇癪
(
かんしゃく
)
盞
(
さん
)
眩
(
まぶ
)
眸子
(
ひとみ
)
睨
(
にら
)
稀
(
まれ
)
稼
(
かせ
)
穿鑿
(
せんさく
)
竹籔
(
たけやぶ
)
築山
(
つきやま
)
粋
(
いき
)
精
(
くわ
)
紊
(
みだ
)
縋
(
すが
)
美味
(
うま
)
肌理
(
きめ
)
肚
(
はら
)
肴
(
さかな
)
膏薬
(
こうやく
)
膝
(
ひざ
)
膳部
(
ぜんぶ
)
膿臭
(
うみくさ
)
臥
(
ふ
)
舐
(
な
)
良人
(
おっと
)
艶
(
つや
)
芙蓉
(
ふよう
)
蒙
(
こうむ
)