“宇女”の読み方と例文
読み方割合
うめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父と兄とが口早に話している隣の部屋から、娘の宇女うめが間のふすまを開けて現れた……面長のおっとりとした顔だちであるが、今は色もあおざめ、双眸ひとみにも落着かぬ光があった。
三十二刻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)