“宇野浩二”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うのこうじ75.0%
うのかうじ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は「御馳走様ごちそうさま」と云って戸外へ出て、明るいうちにとよくばって、また、その辺をぐるぐると歩いてみた。宇野浩二うのこうじさんの家の前へ出る。
貸家探し (新字新仮名) / 林芙美子(著)
よほど以前の事だが、宇野浩二うのこうじ氏から鍋井なべい君を通じて自分の小説の挿絵さしえを描いて見てくれないかという話があった。
北原白秋きたはらはくしう君のビフテキも、やはり、うまいのに違ひない。宇野浩二うのかうじ君がロオスト・ビフに適してゐることは、前にも何かの次手ついでに書いておいた。
食物として (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
新潮二月号所載藤森淳三ふじもりじゆんざう氏の文(宇野浩二うのかうじ氏の作と人とに関する)によれば、宇野氏は当初軽蔑してゐた里見弴さとみとん氏や芥川龍之介あくたがはりゆうのすけに、色目いろめを使ふやうになつたさうである。
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)