“御馳走様”の読み方と例文
旧字:御馳走樣
読み方割合
ごちそうさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は「御馳走様ごちそうさま」と云って戸外へ出て、明るいうちにとよくばって、また、その辺をぐるぐると歩いてみた。宇野浩二うのこうじさんの家の前へ出る。
貸家探し (新字新仮名) / 林芙美子(著)
御馳走様ごちそうさま」とお光が運ぶ鮨の大皿を見ながら、ひょろついて尻餅しりもちをついて、長火鉢の横にぶっ坐った。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「いや、なあに、寝てゐるほどの事は無いので。これは色々御馳走様ごちそうさまでございます」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)