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宇乃
ふりがな文庫
“宇乃”の読み方と例文
読み方
割合
うの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うの
(逆引き)
こう云って、慶月院は、
宇乃
(
うの
)
さん、と呼んだ。静かであるがよく徹る声で、返辞が聞え、まもなく、茶の間に通ずる
襖
(
ふすま
)
をあけて、宇乃が顔をみせた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
帯刀
(
たてわき
)
は話しをやめて、じっと
宇乃
(
うの
)
の横顔を見まもった。彼は原田家の嗣子で、年は十七歳になる。父の甲斐には似ていない、おそらく母親似なのであろう。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
畑は
納戸
(
なんど
)
役(禄高不明)で夫婦の間に
宇乃
(
うの
)
という十三歳の娘と、虎之助という六歳の男子があった。訪問者と聞いたとき、畑はふと不吉な予感におそわれた。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
宇乃(うの)の例文をもっと
(4作品)
見る
宇
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
乃
漢検準1級
部首:⼃
2画
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