“宇宙塵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちゅうじん87.5%
コスミックダスト12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそろしくでっかい宇宙塵うちゅうじんがごろごろしていて、ぼくたちの宇宙艇がそれにぶつかろうものなら、たちまちこなごなになってしまうと思うよ。
宇宙の迷子 (新字新仮名) / 海野十三(著)
目的は、宇宙塵うちゅうじんの研究のためである。ペターソン教授は、有名な海洋学者で、現在はスエーデンの国立海洋研究所長をしている。ノーベル賞をくれる委員の一人で、えらい学者である。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
その外に煙突の煙からはすすに混じて金属の微粒も出る、火山の噴出物もまた色々のちりを供給する。その上に地球以外から飛来する隕石いんせきの粉のようなものが、いわゆる宇宙塵コスミックダストとして浮游ふゆうしている。
塵埃と光 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)