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つかいと
ふりがな文庫
“つかいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
柄糸
89.5%
柄絲
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柄糸
(逆引き)
六角の
象嵌鍔
(
ぞうがんつば
)
に
藍
(
あい
)
よりの
柄糸
(
つかいと
)
、めぬきは四代
光乗
(
こうじょう
)
が作らしく、
観世水
(
かんぜみず
)
に
若鮎
(
わかあゆ
)
が
埋
(
う
)
めこまれ、柳しぼりの
鞘
(
さや
)
ごしらえ、なんともいえない品格がある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さて帯びている大小であるが、
鞘
(
さや
)
は黒塗りで
柄糸
(
つかいと
)
は茶で、
鍔
(
つば
)
に
黄金
(
こがね
)
の
象眼
(
ぞうがん
)
でもあるのか、陽を受けて時々カッと光る。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
つかいと(柄糸)の例文をもっと
(17作品)
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柄絲
(逆引き)
平次は一應その鞘を調べ上げた上、
柄絲
(
つかいと
)
に僅かばかり血の着いて居るのを、默つて寺本金之丞に見せた上、靜かに一刀を引拔きます。
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかし大分年代もので、紋の白味が黄ばんでいた。横たえている大小も、紺の
柄絲
(
つかいと
)
は
膏
(
あぶら
)
じみ、鞘の蝋色は
剥落
(
はくらく
)
し、中身の良否はともかくも、うち見たところ立派ではない。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
つかいと(柄絲)の例文をもっと
(2作品)
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