遼東れうとう)” の例文
その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だつたと云ふ事を、さうして更にいとふ可き遼東れうとうだつたと云ふ事は、どうして安々と認められよう。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
のち煬帝やうだい遼東れうとうむるとき梯子はしごつくりててき城中じやうちう瞰下みおろす。たかまさ十五丈じふごぢやう沈光ちんくわう尖端とつさきぢてぞくたゝかうて十數人じふすうにんる。城兵じやうへい這奴しやつにくきものの振舞ふるまひかなとて、競懸きそひかゝりてなかばより、梯子はしごくじく。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
遼東れうとう九月、蘆葉断つ
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)