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生犠
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いけにえ
ふりがな文庫
“
生犠
(
いけにえ
)” の例文
「よい
生犠
(
いけにえ
)
が、来よりました。老人、若いの、御好み次第、生のよい
生胆
(
いきぎも
)
がとれる——牧殿」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
残虐な
生犠
(
いけにえ
)
を神仏に供し、自分の命をさえ、仏に捧げて祈りはしたが、それは、その調伏を成就して、多数の人々が幸福になれば、生犠は仏に化すという決心と信念とからであった。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
お身は、いつも、天下のために、己は、
生犠
(
いけにえ
)
になってもいいと、申しておられるが、その尊い命を、見す見す縮められても、私事の孝のために、黙視しておられるのが、身の腑には、落ちん。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
犠
常用漢字
中学
部首:⽜
17画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死