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鶏
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かけ
ふりがな文庫
“
鶏
(
かけ
)” の例文
旧字:
鷄
あなあはれ
水
(
み
)
の
辺
(
べ
)
の柳、あなあはれかかりの小舟、寂しとも寂しとも見れ。折からや苫をはね出て、
舟縁
(
ふなべり
)
の霜にそびえて、この朝の
紅
(
あか
)
き
鶏冠
(
とさか
)
の雄の
鶏
(
かけ
)
が、早やかうかうと啼き
出
(
で
)
けるかも。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
紅梅に
幔幕
(
まんまく
)
ひかせ見たまひぬ白尾の
鶏
(
かけ
)
の九つの雛
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
あなあはれ水の辺の柳、あなあはれかかりの小舟、寂しとも寂しとも見れ。折からや苫をはね出て、舟縁の霜にそびえて、この朝の
紅
(
あか
)
き
鶏冠
(
とさか
)
の雄の
鶏
(
かけ
)
が、早やかうかうと啼き
出
(
で
)
けるかも。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鶏
(
かけ
)
のこゑうらめづらしとあらなくに大霜の今朝の野は澄みにける
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
卵ひとつ生まずあはれと見つつゐし生みてありけり
鶏
(
かけ
)
は草生に
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
白き
鶏
(
かけ
)
あさりさわめく影のみぞただに照り
反
(
かへ
)
る動きにてあり
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鶏
(
かけ
)
は啼け星の冷えにしふるごとき虫の音いろは夜明まさりぬ
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鶏
(
かけ
)
まじりあそぶ野鴨の埒なさよ水には入らず
紫雲英田
(
げんげだ
)
にゐる
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鶏
(
かけ
)
の声けぶかき闇にたちにしがよく聴けば市の病院にして
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
小山田の
雪解
(
ゆきげ
)
の田居にゐる
鶏
(
かけ
)
のわづかに青む物あさるなり
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
雪ふかき山の尾の上に啼く
鶏
(
かけ
)
の啼き
応
(
こた
)
ふ
鶏
(
かけ
)
の声のしたしさ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
時雨ふる冬の
夜寒
(
よさむ
)
に啼く
鶏
(
かけ
)
の
赤羽根橋
(
あかばねばし
)
を我がわたるなり
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
雪の日の笹竹がくり啼く
鶏
(
かけ
)
の
鶏冠
(
とさか
)
のみ
紅
(
あか
)
き冬は来にけり
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“鶏”の意味
《名詞》
(にわとり)セキショクヤケイの家畜亜種。最も代表的な家禽。
(とり)鶏肉の略称。
(出典:Wiktionary)
“鶏(ニワトリ)”の解説
ニワトリ(鶏、庭鳥、学名:Gallus gallus domesticus)は、キジ科に属する鳥類の1種で、代表的な家禽として世界中で飼育されている。
ニワトリを飼育することを養鶏と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
“鶏”を含む語句
雄鶏
雛鶏
軍鶏
牝鶏
鶏鳴
闘鶏
鶏肉
家鶏
鶏舎
水鶏
矮鶏
鶏小舎
軍鶏籠
鶏卵
鶏頭
雌鶏
葉鶏頭
牡鶏
一番鶏
鶏小屋
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