“牡鶏”のいろいろな読み方と例文
旧字:牡鷄
読み方割合
おんどり91.7%
をんどり8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コメット・ヌマタは夜の空間、花火吹散らして空高く、飛行ズボン脱いで牡鶏おんどりの真似をしている。ひどく古加乙涅コカインの酔が利いた夜であった。
恋の一杯売 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
牡鶏おんどりに護られるのが当然として蹴合いの傍でも余念なく餌を啄んでいる牝鶏のような澄ました態度を見せております。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「幾ら出せばいんです。」小橋氏はむつとして牡鶏をんどりのやうなきい/\した声で怒鳴つた。