“をんどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雄鶏33.3%
雄鷄25.0%
牡鷄16.7%
8.3%
牡鶏8.3%
雄雞8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雄々しくたけき雄鶏をんどり
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ああ私はこはれた日時計 田舍の白つぽい雄鷄をんどりです。
定本青猫:01 定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
ああ私はこはれた日時計 田舍の白つぽい牡鷄をんどりです。
青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
歎ずるのみ夜風いよ/\冷かなりトばかり有りてやがて膳部を繰りいだし來りぬ續いて目方八百五十目といふ老鷄しかもをんどりにて齒に乘らざる豪傑鍋も現はれぬ是等の支度を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
する者あれどおんみの絶技に比ぶべくもなしと褒めるに氣を得てやをんどりを見付てめんどりを呼ぶ聲怖しき物を見て叫ぶ聲などいろ/\の曲を盡す二人は興に入りいろ/\話かければ彼も鼻を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
「幾ら出せばいんです。」小橋氏はむつとして牡鶏をんどりのやうなきい/\した声で怒鳴つた。