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雄鶏
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をんどり
ふりがな文庫
“
雄鶏
(
をんどり
)” の例文
旧字:
雄鷄
ある学者の報告によると、その男の飼つてゐた一羽の
孔雀
(
くじやく
)
は、どうかすると
鶏小舎
(
とりごや
)
のなかへ忍び込んで、おめかしやの
雄鶏
(
をんどり
)
の
後
(
あと
)
をせつせと追ひ廻したさうだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
雄々しくたけき
雄鶏
(
をんどり
)
の
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
職工は自分が
雄鶏
(
をんどり
)
でないのを不思議がるやうな眼付をして足もとを見まはした。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「なぜ払はんのか。」弁護士は
雄鶏
(
をんどり
)
のやうに胸をそらせた。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
黒ん坊の爺さんは
雄鶏
(
をんどり
)
のやうに胸を反らした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“雄鶏”の意味
《名詞》
雄の鶏。
(出典:Wiktionary)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
“雄鶏”で始まる語句
雄鶏小路