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羽毛
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うまう
ふりがな文庫
“
羽毛
(
うまう
)” の例文
後
(
うしろ
)
の山の竹藪を遠くから見ると、暗い杉や
檜
(
ひのき
)
の前に、
房々
(
ふさふさ
)
した緑が浮き上つて居る。まるで鳥の
羽毛
(
うまう
)
のやうになり。頭の中で
拵
(
こしら
)
へた
幽篁
(
いうくわう
)
とか
何
(
なん
)
とか云ふ気はしない。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その後に、二臺の
幌
(
ほろ
)
をはねた馬車が續いてゐた。ひら/\と飜る
面紗
(
ヴェール
)
や搖れ動く帽子の
羽毛
(
うまう
)
などがその乘物に一杯だつた。
騎手
(
きしゆ
)
の中二人は若い元氣のよさゝうな紳士だつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
就中
(
なかんづく
)
、ねうちものは、
毛卷
(
けまき
)
におしどりの
羽毛
(
うまう
)
を
加工
(
かこう
)
するが、
河蝉
(
かはせみ
)
の
羽
(
はね
)
は、
職人
(
しよくにん
)
のもつとも
欲
(
ほつ
)
するところ、
特
(
とく
)
に、あの
胸毛
(
むなげ
)
の
火
(
ひ
)
の
燃
(
も
)
ゆる
緋
(
ひ
)
は、
魔
(
ま
)
の
如
(
ごと
)
く
魚
(
うを
)
を
寄
(
よ
)
せる、といつて
價
(
あたひ
)
を
選
(
えら
)
ばないさうである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼等の
動作
(
どうさ
)
の輕快さと陽氣さが白い
羽毛
(
うまう
)
の鳥の群を思ひ出させた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
“羽毛”の意味
《名詞》
羽 毛(うもう)
鳥の柔らかな綿毛。
(出典:Wiktionary)
“羽毛”の解説
羽毛(うもう、en: Feather)とは、鳥類および(一部の)恐竜、翼竜の体表を覆う表皮の変形物である。皮膚から出るケラチン質のもので、爬虫類の鱗、哺乳類の毛に相当する。飛翔において重要な役割を果たし、浮力や保温の為に空気を蓄える役割も大きい。
(出典:Wikipedia)
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“羽毛”で始まる語句
羽毛襟巻
羽毛飾
羽毛楊枝
羽毛蒲団
羽毛頸巻