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捌
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さ
ふりがな文庫
“
捌
(
さ
)” の例文
河原の中にも流れとは別な清水が湧いていて、そこを掘り
捌
(
さ
)
いて小さいながれをわたくしは毎日作って遊んだものである。
庭をつくる人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
その鶏を五つ位に
捌
(
さ
)
いて五合の水で玉葱四つを加えて塩味をつけて一時間
湯煮
(
ゆで
)
ます。最初
沸立
(
にた
)
つ時アクの浮くのを
掬
(
すく
)
い取らなければなりません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
これは雉に限りません、外の鳥でも出来ます。しかし鴨や雁にはいけません。先ず雉ならば
鶏
(
とり
)
のように五つに
捌
(
さ
)
いて背中の処をまた二つに切りますから都合六つになります。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
第百二十一
鶏
(
とり
)
のフルカセー は前のように三百目位の雛鳥の肉を骨ともにボツボツ切ってもあるいは五つに
捌
(
さ
)
いたままでもようございますがそれを塩湯で一時間ほど
湯煮
(
ゆで
)
ます。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
捌
漢検準1級
部首:⼿
10画
“捌”を含む語句
売捌
裾捌
手捌
取捌
捌口
裙捌
褄捌
太刀捌
売捌所
捌髪
撥捌
蹴出捌
売捌場
賣捌方
解捌
売捌人
膚捌
羽捌
絲捌
糸捌
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