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裾捌
ふりがな文庫
“裾捌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すそさば
72.7%
すそさばき
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すそさば
(逆引き)
ト台所の方を、どうやら
嫋娜
(
すらり
)
とした、脊の高い御婦人が、
黄昏
(
たそがれ
)
に忙しい
裾捌
(
すそさば
)
きで通られたような、ものの
気勢
(
けはい
)
もございます。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
漸
(
やっ
)
と手を突いて挨拶をする物の云いよう
裾捌
(
すそさば
)
き、この娘を飯炊きにと云っても
自
(
おのず
)
から頭が
下
(
さが
)
る。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
裾捌(すそさば)の例文をもっと
(8作品)
見る
すそさばき
(逆引き)
蓮歩
(
れんぽ
)
を移す
裾捌
(
すそさばき
)
にはら/\とこぼるゝ風情、蓋し散る花のながめに過ぎたり。
紅裙
(
こうくん
)
三
尺
(
じやく
)
魂
(
たましひ
)
を
裹
(
つつ
)
むいくばくぞや。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
水街道あたりでは皆
枕附
(
まくらつき
)
といいまして、働き女がお客に身を任せるが多く有りますが、此のお隅は唯無事に勤めを致し、余程人柄の
好
(
よ
)
い立振舞から物の言い様、
裾捌
(
すそさばき
)
まで一点の申分のない女ですから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
裾捌(すそさばき)の例文をもっと
(3作品)
見る
裾
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
捌
漢検準1級
部首:⼿
10画
“裾”で始まる語句
裾
裾野
裾模様
裾短
裾長
裾廻
裾前
裾分
裾端折
裾湯
“裾捌”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花
泉鏡太郎