“感應”の読み方と例文
新字:感応
読み方割合
かんおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神佛の感應かんおうまし/\天よりして養子やうしにせよと授け給ひし者成べし此家をつがせん者末頼母すゑたのもしと語合かたらふを吉之助ひそかに聞て心の内に冷笑あざわらへど時節を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此樣こんことふとめうだが、ひと一種いつしゆ感應かんおうがあつて、わたくしごときはむかしからどんな遠方えんぽうはなれてひとでも、『あのひと無事ぶじだな』とおもつてひとに、しんためしはないのです。
おつぎはどうといふこともなくむしほとん無意識むいしき青年せいねんるのであつたが、手拭てぬぐひしたひかあたゝかいふたつのひとみにはじやうふくんでることが青年等せいねんらにも微妙びめう感應かんおうした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)