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損得
ふりがな文庫
“損得”の読み方と例文
読み方
割合
そんとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんとく
(逆引き)
子供はその生れる
境遇
(
きょうぐう
)
によって、非常な
損得
(
そんとく
)
をする。しかし父親だって、運命のもとにあえぎあえぎ生きているのだから致し方もない。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
「君、あれは本当に校長が
悪
(
にく
)
らしくつて排斥するのか、
他
(
ほか
)
に
損得
(
そんとく
)
問題があつて排斥するのか知つてますか」と云ひながら鉄瓶の湯を紅茶々碗の
中
(
なか
)
へ
注
(
さ
)
した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
考
(
かんが
)
えると、このときまで、
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
にあった、
商売上
(
しょうばいじょう
)
のことや、一
身
(
しん
)
の
損得
(
そんとく
)
などということが一しゅんに
落
(
お
)
ち
葉
(
ば
)
のごとく
吹
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
んでしまって、ただ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
明
(
あか
)
るくなるのが
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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(10作品)
見る
“損得”の意味
《名詞》
損得(そんとく)
損することと利益を得ること。損失と利益。
(出典:Wiktionary)
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
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損害
損傷
損失
損亡
損料
損耗
損毛
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