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きょうぐう
ふりがな文庫
“きょうぐう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
境遇
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
境遇
(逆引き)
同じ年に生まれ、同じ土地に育ち、同じ学校に入学した同い年の子どもが、こんなにせまい輪の中でさえ、もうその
境遇
(
きょうぐう
)
は格段の差があるのだ。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
とうとう二、三
盤
(
ばん
)
打
(
う
)
つことにした。人間も
糟谷
(
かすや
)
のような
境遇
(
きょうぐう
)
に
落
(
お
)
つるとどっちへむいても
苦痛
(
くつう
)
にばかり
出会
(
であ
)
うのである。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
しかし彼女の
年齢
(
ねんれい
)
境遇
(
きょうぐう
)
等に照らしにわかに独立する必要があったろうとは考えられないこれは恐らく佐助との関係を
慮
(
おもんぱか
)
ったのであろうというのは
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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