“景況”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありさま60.0%
けいきよう20.0%
けしき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引開れば是はまた家は裳脱もぬけのからころもつゝなれにし夜具やぐ蒲團ふとんも其まゝあれど主はゐず怪有けふなる事の景況ありさまに是さへ合點がてんゆかざりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あとで龜裂きれつながさをはかつてみたら、延長えんちよう二十二間程にじゆうにけんほどあつたから、此程これほど噴出ふんしゆつ景況けいきよう壯觀そうかんであつたに相違そういない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
差上さしあげ申すべく又當人久八に御用のせつは何時にても同道申べくと事を分て申せどもいさゝ聞入きゝいる景況けしきも無く五兵衞はかへつていきどほり然樣な勝手は相成ず直に勘定してゆかれよといかりけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)