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情態
ふりがな文庫
“情態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ありさま
20.0%
こころもち
20.0%
さま
20.0%
じやうたい
20.0%
じょうたい
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありさま
(逆引き)
まあ私には、その
情態
(
ありさま
)
が、まるで錦絵か羽子板の押絵のように思われて来るので御座いますよ。——御隠居様と小式部さんとが二人立ちで……。
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
情態(ありさま)の例文をもっと
(1作品)
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こころもち
(逆引き)
然し梅子が
平常
(
ふだん
)
何人
(
なんびと
)
に向ても平等に優しく何人に向ても特種の
情態
(
こころもち
)
を示したことのないだけ、細川は十分この一念を信ずることが出来ぬ。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
情態(こころもち)の例文をもっと
(1作品)
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さま
(逆引き)
殘りし男の
負傷
(
けが
)
はさしたる事ならねど、若きに似合ぬ意氣地なしにて、へた/\と弱りて起つべき勢ひもなく、半分は死にたるやうな哀れの
情態
(
さま
)
、これを見捨る事のならぬ老爺が
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
情態(さま)の例文をもっと
(1作品)
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じやうたい
(逆引き)
一葉女史
(
いちえふぢよし
)
はおのれと
同
(
おな
)
じ
園生
(
そのふ
)
にありて
萩
(
はぎ
)
の
舍
(
や
)
の
露
(
つゆ
)
におほし
立
(
たて
)
られし
下葉
(
したは
)
なり
萩
(
はぎ
)
の
舍
(
や
)
中島
(
なかじま
)
の
師
(
し
)
は
常
(
つね
)
にいにしへぶりのしなたかきを
教
(
をしへ
)
さとし
給
(
たま
)
へれど
性來
(
せいらい
)
のすき
心
(
こゝろ
)
によの
耳
(
みゝ
)
ちかく
俗
(
ぞく
)
に
今樣
(
いまやう
)
の
情態
(
じやうたい
)
を
うもれ木:01 序
(旧字旧仮名)
/
田辺竜子
(著)
情態(じやうたい)の例文をもっと
(1作品)
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じょうたい
(逆引き)
一、本書はもっぱら中津旧藩士の
情態
(
じょうたい
)
を
記
(
しる
)
したるものなれども、諸藩共に必ず大同小異に過ぎず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
情態(じょうたい)の例文をもっと
(1作品)
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情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“情態”の類義語
様子
状態
有様
立場
境遇
具合
状況
形勢
事態
景況
“情”で始まる語句
情
情夫
情婦
情人
情誼
情緒
情事
情合
情景
情死
“情態”のふりがなが多い著者
田辺竜子
小栗虫太郎
福沢諭吉
樋口一葉
国木田独歩